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【1分でわかる】お酒の輸出 3つのポイント

お酒の輸送手段は何があるの?

数年前から日本食が世界で大きな人気を集めていますね!

寿司に始まり、てんぷら、ラーメン、また抹茶のお菓子やケーキ、大福と様々な日本食が海外でも気軽に食べられるようになりました。

イタリアにも多くの和食レストランやケーキ屋もあり、またアジア食材店でも日本のお酒を見かけることがあります。

コロナ禍で自宅に居ることが増え、晩酌で日本のお酒を愉しむ方も増加し、海外のインターネットで販売するためお酒を輸入したい海外のバイヤー様が増えています。そんな背景で酒造メーカー様の出荷も増えていますが、食品の部類なので慎重に手続きを進めなければいけません。

お酒の輸出はどのようにして行ったらよいのでしょうか?

海外までの輸送手段を選ぶ

日本から海外へ商品を発送する方法は、大きく下記のような方法があります。

  • 郵便局から国際小包で送る。
  • Door to Doorサービス(国際宅急便)を利用する。
  • フォワーダーに依頼する。

郵便局から国際小包で送る。

アルコール度数24度以下は送る事ができます。メリットは何といっても、手軽で安いところですね。
送りたいものを段ボールに詰めて、日本郵便へ。送り先、送り主なども先に送り状をもらって記入しておけば、自宅で準備出来ます。
ただし、発送できる国が限られますので確認しましょう。
お届けできない国・地域一覧について
国・地域別情報(国際郵便条件表) – 日本郵便 (japanpost.jp)

また日本中どこでもあるので、気軽に相談する事ができます。

送り方には、船便SAL便航空便EMS(国際スピード郵便)があります。

郵便局HP「料金・日数を調べる」
料金・日数を調べる | 国際郵便 | 日本郵便株式会社 (japanpost.jp)

お酒は瓶に入っているので、梱包は緩衝材を入れてしっかりと行いましょう。また荷受人が遠い国は日数が掛かるので品質が変わる事もあり得ます。

*荷物を発送した後は必ず送り状(控え)を保管しておきましょう!日本郵便のWebから追跡が可能です。

・Door to Door(国際宅急便)サービスを利用する。

Door to Doorサービスとは、宅配便の国際版のようなイメージです。DHLやFedEx, UPSといった輸送会社のかたが自宅まで集荷に来てもらえます。事前に送り主の登録が必要なので、集荷前に早めに登録を済ませておきましょう。(着払いもできますが、送り先の方の顧客番号が必要になります。)

お酒のアルコール度数によっては、受託不可もあります。

・フォワーダーに依頼する。

フォワーダーとは、国際利用運送事業者のことで、お客様からの貨物をお預かりし、他の業者の運送手段(船舶・航空・鉄道・トラックなど)を利用し、貨物輸送を行う事業者のことです。ちょっと大きな荷物になってしまった場合で費用も抑えたい時は、国際貨物輸送のプロ(フォワーダー)に尋ねると大きな力になってくれます。航空便と船便、どちらも手配可能なフォワーダーがいいでしょう。

2021年現在、航空便のスペース、また船便のコンテナやスペースが不足しているため、ブッキングが取りにくくなっています。貨物が出来上がっていても、スペースが取れない場合は出荷できないので、早めにフォワーダーに問合せしましょう。

少量の貨物でも取り扱いのあるフォワーダー。メリットは何と言っても、輸出したい国へも代理店があるため、内容を調べてもらえる点ではないでしょうか。基本的に、輸入者が自国へ輸入できるかどうか、また輸入するために必要な書類も調べなければ、輸出者側ではわかりません。また最初からまとまった量での取引ではなく、少量から取引を始め、売れる見込みがあれば取引量を増やすという方法になる場合でもフォワーダーで航空便にするか船便で可能か、運賃コスト削減の相談が可能です。

アルコール度数によっては危険品になることもあり、その場合は運賃も高くなります。

お酒の輸出貨物があるけど、何から手を付けたらいいのか分からない。

1.商品が輸出先国で輸入できるものか確認しましょう。

日本で確認することもできますが、先方の荷受人(バイヤー)に確認したほうが確実です。(建値(インコターム)と輸入できるかどうか、まずは必要な書類を確認し、書類準備ができたら商品の準備を始めましょう。書類の審査で数か月またはそれ以上掛かることもあります。)

2.書類を準備しましょう。

海外へ荷物を送る時、カートンに貼り付ける送り状だけでは送ってもらえません。

必要な書類

  • インボイス
  • パッキングリスト
  • 成分表(輸入国側で必要であれば)
  • 工程表(輸入国側で必要であれば)
  • 免税付表

インボイス(仕入書)と呼ばれる商品内容と代金、数量を記載した書類

インボイスに記載する内容

  • 差出人名、住所、電話番号
  • 受取人名、住所、電話番号またはメールアドレス
  • 内容品名、個数、代金
  • アルコール度数

パッキングリスト(梱包明細)

・商品の荷姿、個数、重量

成分表(輸入国側で必要であれば)

・この商品の材料、その使用率パーセンテージ、英訳のもの。

工程表(輸入国側で必要であれば)

・どうやってこの商品が製造されたか、何度で何分加工したか、製造の課程、英訳のもの。

免税付表

  • 酒税納税申告書を税務署に提出し、条件を満たしていれば免税になります。
  • 期限内申告であること。酒税納税申告書に、税率区分や数量等が記載された明細も添付すること。

注意点

先方へのプレゼントだからといって、商品代金を0円と記入はできません
たとえ家にあったものを送るとしても、0円ではなく市場価格で適正な値段を記載してくださいね。
個人使用で送る場合、“No commercial Value” ”Customs purpose only” “personal stuff”をインボイスへ記入しましょう。

③輸出手続き、梱包はどうしたらいいのか分からない。

書類が完成したら、まずその書類で相手国へ送れるか確認しましょう。また、荷受人にも確認してもらい、輸入が可能となれば、梱包に取り掛かります。

お酒は危険品に含まれることもありますので、輸送をお願いする時に確認し、見積りしてもらいましょう。

梱包する時は緩衝材はもちろんのこと、カートンであればダブルカートンを使用して破損しないよう強固な梱包にすることが必要です。角当て、コーナー補強パッド、L型紙管等でカートンが潰れないようにしましょう。

準備ができたら、EMSの場合は日本郵便へ、Door to Doorサービスを利用する場合は集荷をお願いするか営業所へ持ち込みします。フォワーダーに依頼している場合は、集荷に来てもらうのか、指定された倉庫まで運ぶなど指示に従いましょう。

無事に預けることができたら、送り状番号を先方にお伝えしておくとよいでしょう。送り状番号をWebで追跡していくと、送った貨物が今どこにあって、どのような手続きをされているかが分かります。

追跡サービスを行っている会社もありますが基本的に現地の代理店と直にメールのやり取りをしているので、貨物情報を聞けば調べて教えてくれますが、大手になるとカスタマーサービスと輸出業務、営業が分かれていたりして、時間が掛かることがあります。

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