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【国際展示会・見本市】国際輸送を使って展示会に商品を出そう!

海外で頻繁に行われていた国際展示会や国際見本市。Covid-19パンデミック(新型コロナウィルス感染拡大)で中止になった展示会や見本市も、ワクチンの普及によって再開されるようになりました。(2021年9月現在)。2020年全体の展示会の売上高は、2019年の39%にとどまり展示会業界に与える深刻な影響が浮き彫りになりましたがCovid-19パンデミックがビジネスへ与えた影響は、デジタル化の進行や、自国市場の経済状況、世界経済の発展に続いて最も重要な経営課題としてとらえられています。しかし、このパンデミックによってFace to Faceイベントの価値が再認識されたとも言えます。

今後の国際的な展示会や見本市に力を入れる企業、また本当にその商品やサービスを求める明確な目的を持った人が来場するようになると予想されています。

国際展示会や国際見本市へ出展するにはどのような手続きが必要?

「展示会」はメーカーや問屋が顧客を集めて、来年の新製品などを発表するとともに、来年の注文を取るために行うイベントで、通常はロイヤリティの高い優良顧客のみを対象とする場合が多く、メーカーや問屋にとっては来年度の需要量の見込み盾や市場ニーズの動向把握に役立てることが出来るものとなっています。(出典:「weblio」)

「見本市」は、企業が自らの新しい商品や製品、提供するサービスなどをショーケースに展示したり、あるいはデモンストレーションして見せたりするために企画、挙行される定期的な展示会のことで、ほとんどの場合、コンベンション・センターでおこなわれるが、テーマによって最適な会場が設定されることもあるものとなっています。(出典:フリー百科事典「ウィキペディア(Wikipedia)」)

この展示会や見本市は日本貿易振興機構(ジェトロ)の世界見本市・展示会情報(J-messe)にも情報があります。

よくある質問(FAQ) | 世界の見本市・展示会情報(J-messe) – ジェトロ (jetro.go.jp)

また各国の大使館、貿易部等が編集、発行しているWebなどにも国内外の展示会を見つけることができます。

イタリア国内見本市 | イタリア大使館 貿易促進部 (ice-tokyo.or.jp)

展示会や見本市の公式ウェブサイトへのリンクから主催者に連絡を取り、出展の申し込みをします。個人で出展できるものもあれば、日本人コーディネーターが手配してくれるものもあります。日本人コーディネーターのかたは、その展示会の来場者の導線や客層、また通訳や什器の手配など展示会で商談が成立するようお手伝いしてくれます。言語に不安がある、また初回で申し込みからその他の手配に不安がある方は、日本人コーディネーターを探し、アドバイスをもらいながら一緒に進めて行くのも一手かもしれませんね。

 

 

展示する商品、作品を輸送する時に気をつけることは?

国際展示会や国際見本市へ商品を輸送する時、通常の輸出・輸入とは違い、輸入時に関税や消費税が掛からないように“カルネ手帳”を使用して輸送します。

(カルネの詳しい説明は下記のページへ。)

【簡単】国際輸送・カルネを使用した通関手続き3つのポイント | 株式会社オーティーエスジャパン (ots-jpn.com)

 

国際展示会や国際見本市へ商品を輸送する時に、輸送上、気を付けなければいけないことは下記の通りです。

―会期に間に合わせる。(時間に余裕をもって早めに輸送しましょう。)

―梱包は強固にしましょう、(商品のダメージを防ぐ梱包は念入りに。また会場で再梱包できる仕様がベターです。)

―什器は会場にあるか、持ち込みか確認しましょう。

―カルネを使用する場合は、パンフレットやカタログなど会場で配布する物は別送で送りましょう。

―戻しの梱包はどのようにするのか確認しておきましょう。(会場で一度開けたら戻しでも使用できる梱包がよいでしょう。)

―使用する材質は輸送上問題ないものか、商品を作る前に確認しておきましょう。(例:木の種類によっては、ワシントン条約に抵触し、輸出できないことがあります。)

輸送コストを削減するには?

国際展示会や国際見本市へ商品を輸送するには、航空輸送と海上輸送があります。日本近郊都市であれば、輸送時間にさほど変わりはありません。しかし、展示会や見本市が日本から遠い都市であった場合、輸送時間とコスト、締め切り時間を考えて商品づくりを進めて行かなければいけません。

例えば、イタリア・ミラノの展示会へ出展する場合、日本から商品を送るのに距離が遠いので、輸送日数から商品の完成日を逆算する必要があります。

航空便だと、商品が梱包してあれば、1週間~10日ほどで日本からミラノへ輸送できます。(特殊貨物でない場合)。しかし、船便だと2か月かかるので4月開催のミラノサローネなどは、3月末には到着させると考えると、年明けから輸送の準備に入ることになります。また、梱包がされていない商品であれば、更に一週間くらいは日にちを見ておいた方がよいでしょう。梱包には、時間の掛かるものもありますし、梱包業者の作業日程も調整する必要があります。従って、会期の決まっている展示会などは、早めに輸送業者を選定し、梱包からお願いするのか、航空便で運ぶのか海上便で運ぶのか、カルネの手配はいつから始めるのか、出展する国でのコーディネーター、通訳者の調整などが必要になります。

さて、輸送期間だけを考えると、10日で送れる航空輸送に軍配が上がりそうですが、日本近郊ではないため輸送費も高くなります。航空便と海上便の差も出てくるため、商品を早めに仕上げて海上輸送で運ぶか、ギリギリまで時間をかけて商品を仕上げて航空便で運ぶか、梱包後の貨物の大きさにもよりますが、輸送業者と早めに話合い、まずは日本からいつ出荷しなければいけないか、おおよそのスケジュール感をつかむ事が重要です。空港や倉庫の保管料が発生する場合もありますが、会期に間に合わないというリスクを取るより早めに着けて安心したほうがよいという考えもあるかと思います。展示会には多くの企業が国内外から出展しますので、配送トラックを押さえておくためにも、早めのスケジュールで予定しておいた方がいいでしょう。

(展示会は主要都市で開催されることも多く、来客の宿泊費や観光日などの開催都市の経済効果もあるため、積極的に誘致している都市もあります。そのため、助成金を出したりして出展者を増やそうとする展示会もありますので、そういった制度を利用するのも一手かもしれませんが、開催年や開催地によって様々なので出展者で調べる必要があります。)

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