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【プロにお任せください!】自動車の輸入って難しいの?

今回は自動車(一般車)の輸入に関するフォワーダー目線での話です。

 

欲しい車両が日本国内では割高であったり、あるいはあまり流通していない付加価値の高い車両を入手したい等、海外車両の購入にも様々な目的があるかと思います。

 

現在ではインターネット経由で海外販売店のウェブサイトから欲しい車両を選んで価格交渉~成約~車両代金の支払いまで全て達成できてしまうかもしれません。

 

ただし、その後の輸出通関~船積み手配~日本の港に到着後の税関への輸入申告、ナンバー登録など、煩雑な手続をクリアしていく必要があります。

どのようにすれば安く、早く、そして安全に輸入できるのでしょうか?

  • 船積みの依頼

DHL、EMSなどで書類を手軽に発送するのとは異なり、車両を輸入するとなると、輸出通関~船積み手配~輸入通関までトータルで手配可能な専門業者に依頼することになります = Forwarderと呼ばれる国際輸送会社です。

車両の取り扱いに関してある程度の経験・実績のある業者に依頼しないと後々後悔する事になりますのでご注意ください。

 

 

2)輸送モード

海外のディーラーより車両を購入~日本に輸入する流れに関して、通常は下記のルートが考えられます。

 

・海上コンテナに積み込んでコンテナ船で輸入

・自動車専用船で輸入

・航空便で輸入

・ボンドカーみたいに潜水して海を渡る(ウソ?)

それぞれメリット・デメリットがありますが、海上コンテナまたは自動車専用船を利用しての輸入が現実的には多いかと思われます。

海上コンテナですが、一般的な40 Feetコンテナの場合、コンテナ内寸が幅235㎝、奥行き12メートル程度あるため、サイズの大きいアメリカ車、またはフェラーリなどスポーツ社でも通常は2台搭載が可能です。1台の場合でも20 Feetコンテナ(奥行き590cm)を利用すれば問題ありません。

コンテナ船の場合は週単位で出港する場合が多いので、スケジュール的にはメリットがあります。自動車専用船の場合、もう少しサービス頻度が少なくなり、例えば月一回の寄港にあわせて車両を指定の港に持ち込むなど対応が必要です。

 

ちなみに航空便ですが、当然ながらコストが海上輸送と比べて数倍アップしてしまうためモーターショーやレースで使用する車両など、目的が必然的に限定されてきます。

 

3)輸出通関業務 ~ コンテナ搭載

さて車両代金の決済が完了し、船積み手配を進める段階になりました。

輸出通関はそれぞれ国によって基準が設けられており、それに従って申告します。

基本的には輸出抹消登録手続を経て通関~輸出許可となったら船積み(コンテナ搭載)の流れです。

車両をコンテナ内部に搭載し、輪止め(固定作業)、バッテリープラグ取り外し、コンテナ後部の扉を閉めて封印シールを取り付けたらコンテナ搭載作業の完了です。

その後、コンテナを船会社の指定ヤードに持ち込んで船積みを待ちます。

4)輸入通関業務 ~ コンテナ出し作業

1か月~1か月半ほどの長旅を経て、日本の港に到着後は輸出時と逆の作業を行ないます。

 

コンテナ船からヤードに荷下し

コンテナをヤードから保税倉庫に移動し、コンテナ出し作業

車両番号を確認し、税関へ輸入申告

無事、輸入許可が出たら一安心。

車両を倉庫よりピックアップして排ガス検査、ナンバー登録を経て、

長旅を終えて、やっと車両に出会えました!

5)安全な購入・輸送のために

ここまで大まかな流れを記載してきましたが、結局のところ一番心配なのは、車両が無事に届くの?という点に尽きるかと思います。

考えられるリスクとしては下記が挙げられますが、保険の手配は絶対条件と考えた方が良いです。

 

・車両代金を前払いしたけれど、その後、海外販売店と連絡取れなくなった(とんずら)

・もとの販売店からの情報と違って車両が傷・ヘコミだらけ

・船が沈没した

・港から運送中に事故に巻き込まれた

 

かなり極端な例も記載しましたが、実際に起こり得るリスクとして準備しておいた方が無難です。

上の2点は、これはもう信頼のできる販売店と取引することが最大のリスク回避です。

車両代金を持ち逃げされたら保険会社も面倒を見てくれません。

 

下の2点に関しては、保険会社の審査にもよりますが、全損の場合は保険金が支払われる可能性が高いです。注意すべきは車両の細かなキズ、部品の欠落などは保証されない点です。

 

6)輸送費用など

最後に、コンテナ船の運賃など輸送費用の部分ですが、これは船積み時期や国によっても大幅に料金が異なってくるため一概に車両1台いくら位、という言い方はできません。

特にここ最近のコロナ禍の影響においては港湾作業員の感染による作業遅延から始まり、その後は巣ごもり需要による欧米向け輸出の激増で世界的なコンテナ不足が発生する等、いままで想像もできなかったような状況が発生し航路によっては海上運賃が4~5倍に上がっていると言われています。

 

このような混乱の中、リスクを犯してまで海外購入はしないよ、というのも一つの考え方かもしれません。あるいは徹底的に調査し、信頼できる販売店 & 運送会社と契約して周囲が躊躇している間に?理想の車両を輸入する、という考えもまたアリではないでしょうか?

 

 

車両の輸入は決して難しいものではありませんが、専門知識も必要ですので慣れた運送業者に依頼するのが一番の近道です。

弊社では車両の輸出入サービスを取り扱っておりますので、ご質問等ございましたらお気軽に連絡ください。

 

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