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輸出貨物の価格算定方法とは 知っておきたい貿易の基本を詳しく解説

港から見えるコンテナ船いったいどのくらいの費用がかかっているのでしょうか。
輸出貨物輸送は、生活を支える物資を輸出取引国へ届けます。輸出貨物は自国から貨物を送り、取引相手国へ届け代理店へと引き継ぎます。
最近では自然災害やコロナ禍、医薬品など救援物資を届ける役目を担う機会も増えました。輸出貨物輸送は主に船荷・航空貨物・陸上・鉄道輸送があります。日本は陸続きの諸外国はありませんので、主な輸出貨物は船荷と航空貨物です。
これらの輸送方法によって価格は異なります。加えて輸出量や貨物内容、国際為替によっても価格は変わります。
この記事では輸送の価格、算定方法についてお伝えします。

輸出貨物とは

貨物価格を紹介する前に輸出貨物について確認しましょう。日本の主な輸出貨物は船荷輸送と航空輸送です。港や空港を出発する輸出品を取引相手諸国に送り届けてくれます。
送り届ける諸外国によってはアジアであれば数時間、長期を要する船荷輸送であればヨーロッパまで2ヵ月以上必要とします。輸送期間・距離によっても価格は変わってきますし、物流会社の価格サービスも多いに関係します。
長期的な輸送期間、請け負う人件費を考えると普段の私たちが生活で利用する宅配便の価格とはかけ離れた価格であるのは予想できます。安全に届ける保証も含め貿易取引企業はいくら費用を掛けるのでしょうか。フォワーダーに輸出貨物手配を依頼するなら別に仲介手数料やそれこそ為替も関わってきます。

輸出貨物の種類とメリット

日本が関係する輸出貨物には船荷輸送と航空輸送があります。99%以上を主に船荷輸送が担っていますが、航空輸送にもメリットがあるのです。ではそれぞれのメリットを紹介します。
船荷輸送のメリットは大量の物資を運べます。消費期限の限られない原材料を輸送するのに適しています。輸送量に対し安価に済むのがメリットです。
航空輸送のメリットは短期間で保温・保冷に適しているためワクチン輸送や動物、生鮮食品に適しています。

輸出を管理する税関

生産したものを輸出する際にまず通らなければならないのが税関です。輸出時における税関のチェックポイントを紹介します。

  • 輸出する商品とその申請書類が合っている
  • 危険なものは入っていない
  • また戦争に利用可能な物は入っていない

輸出貿易管理令に記載された税関のチェックに引っかかれば、そこでストップになります。通関チェックを難なく通るための条件は合わせて書類の不備・不一致がないことが重要です。

輸出貨物取引の流れ

実際に輸出貨物の取引を確認しましょう。輸出貨物は2種類ありました、船荷輸送と航空輸送です。
船荷輸送を利用する場合は必要な書類を準備し通関を済ませ、コンテナを引き取り貨物を積め、出発する港へ運びます。
航空輸送は所定の書類を準備し通関を済ませ、空港の窓口へ貨物を届けます。
どちらも規定に則した梱包が必要です。

輸出貨物の価格

港に望むコンテナ船、一体いくら掛かっているのか。私たちが日頃利用する国内宅急便発送は荷物を入れた箱の縦×横×高さで大きさを算出し、重さを限定し価格が決められています。
輸出貨物はどうでしょうか。量と届く日数を考えると相当高い価格を予想します。実際掛かっている価格、価格を決めるその算定について確認していきしょう。

価格算定とは

価格算定の仕方は主に為替が基準になります。この基準によっておよその価格が決まります。航空運賃と船荷運賃は大きな差があるのも、輸出する物に適した輸送方法を選ぶことになります。輸送料金は船荷であればB/L、航空輸送であればAWBに記載されています。
先にお伝えしたように、世界の貨物輸送を支えているのは船荷輸送です。ただ航空輸送には早いといったメリットがあるのです。こうした総合的な判断で選ぶと良いです。

算定方法

輸出貨物の航空貨物の算定方法ポイントは、

  • 価格を取り決める国際航空(IATA)に加盟する航空会社が取り決めている
  • フォワーダーに依頼する場合、重量多い程1㎏当たりの料金は逓減する

重量が多い場合、フォワーダーに依頼するメリットといえます。
割増運賃は貨物商品の形状、天候などによる遅れ、燃料の高騰により必要に応じて加わります。
特別運賃は長期的な船舶企業との取引契約により運賃がお得になります。
ただしこの運賃を決定するのに2つの要因があります。

  1. 自由運賃
  2. 表定運賃

自由運賃は価格協定の結ばれたなかでの自由競争による運賃設定です。海上輸送なら船舶会社が顧客の要望に応え自由に運賃設定可能。船舶会社によって異なるため、そこに強みを持つ会社が圧倒的に有利です。安価で済めば顧客満足は大きいでしょう。船舶会社の特色に影響を与えるのです。
表定運賃は輸送会社が荷主ごとに決めた運賃で、面倒な交渉の余地はありません。理由は同じ路線や船に多様な貨物を積み合うため運賃交渉をすることはとても手間になってしまうからです。

航空輸送

航空輸送運賃は航空運賃・燃料費・セキュリティーチャージ・その他手数料が算定項目です。燃料費は高騰といった世界情勢にもよるところで変わる可能性を含みます。セキュリティーチャージはテロといった危険性が高い状況に対し、保安の強化や保険料の値上げといった対策費用です。これらを足して算出されたのが航空貨物価格になります。
基本的な価格条件は重量でいうと45kg基点それよりも重いか、軽いかでおおよその価格が決まります。

船舶輸送

次に船舶運賃輸送について確認しましょう。主に輸出輸送ではコンテナ船を使いますので、ここではコンテナ船を利用した場合について説明します。コンテナ船は総重量が決まっていて、この範囲内で積載するコンテナスペースを確保する必要があります。スペースを確保した上で船会社と運賃交渉が行われます。商社やフォワーダーと船会社による運賃とコンテナスペース確保の交渉は翌年の状況を見据えて毎年行われます。基本運賃に割増運賃と特別運賃を加えて算定します。
船舶会社が指定する価格は船舶会社によるところです。船会社が提示する船荷輸送価格は実際に算定を決める基準はコンテナスペースの空き状況と市場価値を見比べなるべく利益を生む価格を提示します。
価格算定には世界の中でもコンテナ船が多く往来するアメリカや中国における状況、例えばコンテナ不足や港が渋滞しているといったニュースも大きく関わっています。

まとめ

自国で生産したものを必要とする諸外国へ輸出し、利益を追求するのが輸出取引です。輸出貨物を担う輸送手段は主に船荷・航空で、それぞれにメリットがあります。このメリットを活かし日々輸出貨物は港や空港を出発しているのです。この記事ではその価格や算定方法について紹介しました。自国を超え国際に目を向けると諸外国との交流に視野が広がります。輸出貨物は船荷輸送と航空輸送があります。自国のみならず、世界の貨物輸送を支えているのが船荷輸送です。対する航空輸送を適した商品があります。
航空輸送に適したこれらの商品には航空輸送を選びのがよいでしょう。それぞれのメリットを考慮し輸送方法を選ぶ必要があるのです。

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