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失敗しないフォワーダーの選び方 ポイント4選【貿易初心者必見】

国際貿易を支えるフォワーダーとはどんな職業なのでしょうか。

本記事では、フォワーダーの基本的な業務やサービス内容を解説します。

合わせてフォワーダーの選ぶポイントを4つ紹介しますのでフォワーダー選びで失敗しないために、ぜひ参考にしてみてください。

フォワーダーとは

国際貿易で存在するフォワーダーとは、簡単にいうと国際貿易を支える物流を手配する業者です。船や航空といった輸送手段を抱えず、輸送取引のお手伝いをします。

貿易取引を熟知し、取引国との関係性を強みとした、いわば貿易取引のスペシャリストです。アドバイザー、代行もしてくれます。利用者にとっては貿易取引のための窓口が1つで済むのです。ちなみに、フォワーダーに依頼することをbooking(ブッキング)といいます。

貿易に取引に馴染みなく難しいと感じる商社、企業にとって助けとなるのです。仲介であるフォワーダーを利用しなくて済むなら、それが一番利益を生みますが、取引先の法規制や、より安価な信用契約に自信があるわけです。

経験をフォワーダーとして活かし、それを利益化しているのです。国際取引に必要なことを熟知しているため、相談したり、任せたり、その依頼内容は様々です。

業務内容

早速フォワーダーの業務内容について確認しましょう。

主に依頼業者に代わって商取引を進め、国際輸送方法を選定し、契約します。またその手続きに必要な書類も準備申請までしてくれます。

NVOCC主に船会社が保有倉庫を借りて物流業務を行い、流れ管理します。
フォワーダー企業を挙げると、国際的に有名なDHLやFedex、日本でお馴染みの日通です。
それでは詳しく業務内容を解説していきましょう。

基本的な国際輸送の業務

  • 荷物の梱包
  • 船舶や航空貨物の手配
  • 輸出通関
  • 貨物輸送

輸入に関わる業務

  • 荷物を港に下す
  • 貨物ごとの担当機関に申請
  • 通関

フォワーダーはこれらの業務に精通しているのです。必要な各々の書類を準備もしてくれ、貿易取引の窓口を1つで済みます。これらを自社、個人でしようと思うと相当な知識・語学力・ネットワークが必要になり、習得するのにも相当な時間がかかります。

生産者や農業従事者がグローバルに商取引を行ってみたいといった意欲を助けてくれ、頼りになる存在がフォワーダーです。貿易を仕事にする商社もフォワーダーを利用し効果的に利益に繋げています。

また、トラブル対応も担います。国際輸送においてトラブルは付き物なのです。トラブルは輸送貨物が天候や社会情勢による遅れ、また書類の不備といった理由で通関止めといったことがあります。こうしたトラブル対応を回避し臨機応変に対応してくれ、安心して任せ解決へと進めてくれます。貿易取引に精通したスペシャリストだからこそできる仕事です。

サービス内容

さて国際物流を担うフォワーダーが提供するサービスとは何でしょうか。

サービスの中でも特に重要な役割としては、貿易取引の際に発生しうるさまざまなトラブルを解決することでしょう。主にこのサービスを利用するのは貿易取引をする業者や企業、生産者などです。

利用者がフォワーダーに求めているのは、国際輸送におけるトラブルの対処・解決です。これまでの実績や経験を活かし、依頼者の要望に応えられるのがフォワーダーであるといえます。フォワーダーは国際輸送に精通しているのです。

貿易取引は無駄なコストを削減し、より効果的に利益を追求することが重要です。安心して任せられるフォワーダー選びが重要になってきます。フォワーダーには大手だけでなく中小企業も含め、結構多くあります。多くのフォワーダーから1社選ぶ際のポイントはそのフォワーダーの得意・不得意に注目することも重要なポイントです。

それでは次にフォワーダー選びのコツであるポイントを紹介します。

フォワーダー選びに失敗しないためのポイントと理由

貿易業務知識も浅く、素人だと便利なフォワーダーは大変頼りになります。しかし、いざフォワーダー探しを始めてみると、その企業は多くあり、どこに頼もうか迷ってしまうでしょう。

日本で貿易業務を請け負ってくれるフォワーダー業は現在400社ほどあります。

ここでフォワーダー選びのポイントを紹介します。

失敗しないためのポイントは、それぞれのフォワーダーの特徴を知ることです。フォワーダーにとって基本的に必要なのはトラブル対応です。トラブルに対し、的確な対処法や代替案を用意することできるかでしょう。その力を発揮できる企業がお勧めです。

ただ単に貿易取引に精通しているといっても、得意・不得意な国や地域があったり、貨物商品によって得意だったりします。
ということは、依頼したい取引国と地域、貿易取引する商品の種類から得意なフォワーダーを絞り、選べば良いということになります。

次に、フォワーダーの得意・不得意なポイントを提示して説明します。

フォワーダーごとに得意・不得意がある!?

繰り返しになりますが、フォワーダー選びに重視するのは基本的にはトラブル時の対応が充実しているかです。加えて得意・不得意を見分けること、そのポイントを4つ紹介します。

輸送方法や代理店とのネットワーク、企業の規模、国と地域に注目してみましょう。それではポイントを解説していきます。

選ぶポイント①輸送方法の違い

輸送方法は海上輸送と航空輸送があります。どちらの輸送も得意とするフォワーダーもありますが、どちらに特化しているかを選ぶポイントにすると良いでしょう。

船荷輸送に特化しているか航空輸送に特化しているのか。輸送手段を保有していませんがその熟知し、複雑な書類作成も得意とします。

選ぶポイント②代理店との関係

輸出先の代理店との関係性も重視することをお勧めします。輸出し輸入する先の諸外国の代理店それぞれに精通するフォワーダー企業としてだけでなく、その担当者によるところもあるので、注意しましょう。

選ぶポイント③企業の規模

選ぶポイントとして、フォワーダー企業の規模も重要です。フォワーダーには、大手や中小企業などさまざまな会社があります。

ただ単に大手だから良いというわけではなく、中小企業でも諸外国の地域によってネットワークを強みにしているところもあるのです。

取引諸外国の実績やネットワークに注目すると良いでしょう。

選ぶポイント④特化している地域に注目

選ぶポイントとして、それぞれのフォワーダーが特化している地域について注目してみることも重要です。

例えば、A社は北米に強い、一方B社はヨーロッパ・アジアに強い、その他にも1国限定で強いといった特徴をもっているフォワーダーなど、さまざまです。

強いということは、ネットワークやその地域の物流のことをよく知っていて経験や実績も豊富です。信頼して任せられるフォワーダーを選ぶと良いです。

まとめ

フォワーダーは数多くあり、どこに依頼するか悩んでしまいます。

梱包や書類不備により通関で止められないために、法規制にしっかりと則り対応できる力があることも重要です。依頼するフォワーダーを決めるポイントは企業の規模だけではありません。

容量のボリュームによってディスカウントできる、輸送業務に精通してる、貿易取引国や地域に特化した強みに注目し、信頼して頼めるフォワーダーを選ぶことは重要です。貨物輸送方法に得意・不得意もあります。

さまざまな角度からフォワーダーの特徴を確認し、自社の貿易取引に最適なフォワーダーを選ぶようにしましょう。

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