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ザ・貿易 入門編2~フォワーダーのお仕事・輸入(3)

貿易 ォワーダーのお仕事・輸入

いよいよ・・

OTS ITALIAから料金を確認し、輸入通関、配送の料金も確認しそれに良心的に利益を載せて西山商事に見積書を提出して承諾してもらった。

ついにイタリアからスケジュールが連絡あった。

―Cargo Manifest(船荷目録)
―MAWB
―HAWB
―C/INV
―P/L

もう勉強済みなのでそれぞれの意味を説明しないけど・・あっ、Cargo Manifestのことは聞いてない・・・これは当フライトにどういった貨物が載っているかの詳細を示したもの。
これをみると何件のお客様の貨物があるかなどがわかることになっている。一時期国会議員の先生方の間でもやたら「マニフェスト」という言い方が流行った時期があったが政治家のマニフェスト(公約)と違うので嘘はない。

さてフォワーダーとしてはスムーズに輸入通関申告、許可、配送に持って行くかが次も利用していただく雨に大切であるので順序を整理してみることにした。

① 航空会社に到着確認(到確)を取る
 MAWBを入力して確認

② 西山商事にPre-alertを流す(フライトスケジュール、到着案内)

③ 今回の場合はOTSが通関、配送を西山商事から任されているのでB/Bに通関から配送を依頼するとともに配送日(時間など)を西山商事に確認を取っておく。

④ B/BからイタリアFOB Charge,航空運賃などと輸入通関、配送までの請求金額の確認をしOTSが西山商事あてに請求書を発行する。輸入関税など高額の場合などは別請求書を発行し早急に回収する。通常の請求は末締め、翌末支払いが原則だが輸入関税など高額な立替金はリスクを防ぐために早急に回収する。

準備万端で確認に確認を重ねたこともあり、なんとかフライトに遅れ(DELAY)もなくスケジュール通りに全量到着し輸入通関もスムーズに行って安心・・・。

上司からも「おっ、高村!うまくいったなあ。ご苦労さん」と言われて肩をたたかれた。
嬉しかったけど馬鹿力でたたかれたのでめちゃめちゃ痛い。
「本当は俺が憎いのか?」骨にひびがいったかも・・これはパワハラかあ?と嬉しい反面、複雑な気持ちになる高村君であった。

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